甲子園に新しいお店がオープンしていました。
お店の名前は「鮮魚と熟成 つざき」。
オープンは2024年12月1日で、新鮮なお魚が頂ける居酒屋さんのようです。
魚というと西宮あたりでは瀬戸内海の物が主流ですが、こちらのお店はなんと九州を中心とした様々な地域から仕入れているそうで、関西では普段はお目にかかる事の少ない魚もあるとの事。
早速行って来ました!
鮮魚と熟成 つざきの料理
まずこちらがお通し。
「芳醇豚の肉巻き」「椎茸の白和え」「アスパラ豆腐」の3種盛りです。
お通しを見ただけでも本格的なこだわりの料理という事が感じられますね。
芳醇豚にはレンコンなどが巻かれていて、初めての味わいでしたが豚とレンコンの甘味がマッチしてとても美味しいです。
椎茸の白和えは椎茸を煮た物を豆腐のソースで頂くと言ったような感じ。
滑らかな舌触りの豆腐が椎茸の旨味をさらに引き出しています。
アスパラ豆腐は胡麻豆腐のアスパラバージョンのような感じで、かすかにアスパラの風味が感じられて爽やかな仕上がりでした。
いつもはビールから頂く事が多いのですが、今回はこだわりの和食という事で日本酒から。
こちらは「辛丹波」です。
他にも色んな日本酒がありますが、最初という事で飲み慣れた地元のお酒にしました。
「辛丹波」ならどんな料理にも間違いなく合いますしね。
1品目の料理は「アイブリの造り」。
アイブリという魚はあまり聞いた事がなかったのですが、九州の方でたまに獲れる魚で、漁獲量が少ないので流通に乗る事の無い魚だそうです。
こちらのお店は鹿児島の内之浦漁港から直送で仕入れている為、九州でしか獲れない希少な魚も頂けるとの事。
アイブリは名前はブリですがブリとは全然違った味わいで、とても濃厚な脂の甘味が味わえます。
まったり、ねっとりした食感の中に白身の旨味もあって、とても美味しいお造りでした。
お造りの次は焼き魚も頂いてみようと思い、2杯目は生ビールにしました。
続いてこちらは「ダツの塩焼き」。
これまた聞いた事のない魚ですが、尖った頭や鋭い歯を持っていて、船に穴を開けたり漁師さんに怪我をさせたりと色々危険な魚だそうです(興味のある方は調べてみて下さい)。
塩焼きで頂くととても上品な感じで、先程のアイブリとは違ってタンパクな味わい。
塩加減、焼き加減も絶妙で、白身の旨味がさらに凝縮されています。
今回はちょっと立ち寄って一杯だけ頂きましたが(厳密には2杯ですが)、西宮に居ながらにして九州の新鮮な魚が味わえるなんて、魚好きにはたまりませんね。
他にも色んな魚がありますので、また色々頂いてみたいと思います。
鮮魚と熟成 つざきのメニュー
こちらがメニュー表。
まだオープンしたばかりなので、メニューはこれから増えていくかもしれないとの事です。
壁にはこのようなポスターも。
店内のボードにもメニューが書かれています。
もちろん仕入れ状況によって変わるので、詳しくはお店で確認して下さい。
こちらがドリンクメニュー。
居酒屋さんで飲みたくなるお酒は一通り揃っています。
日本酒の銘柄はこちら。
日本酒も色々置いてあって、実は他にもあるそうなのでこちらもお店で聞いてみて下さい。
鮮魚と熟成 つざきの店内
店内にはカウンター席とテーブル席があります。
こちらが店内の様子。
カウンター席の中が厨房になっていて、魚を焼く良い香りが漂ってきます。
こちらがテーブル席。
そんなに大きなお店ではありませんが、数人のグループなら十分に入れます。
鮮魚と熟成 つざきの外観
阪神甲子園駅から甲子園筋を南に進み、甲子園九番町の交差点を東に曲がって少し行った所にお店があります。
こちらがお店の外観。
この場所には以前は「TORISAN別館 ゆうなみ」というお店がありました。
鮮魚と熟成 つざきの店舗情報
【店名】鮮魚と熟成 つざき
【住所】西宮市甲子園八番町6-14 アビリティ甲子園102
【営業時間】17:00〜23:00
【定休日】水曜日
【電話番号】0798-56-9659
【アクセス】阪神甲子園駅より徒歩15分
【公式サイト】https://www.instagram.com/tsuzaki_jukusei_/