夙川の少し東、阪急高架下の夙川サンセブン商店街にまた新しいお店がオープンしました。
お店の名前は「中華菜房 成の木」。
どうやら本格的な中華料理のお店のようですが、オーナーシェフの木村重成さんのプロフィールを調べてみるとすごい方だという事が分かりました。
出身は大阪だそうですが、18歳でまず横浜の四川料理店に入店。
22歳で関西に戻り、様々な有名店やホテルの厨房で広東料理を中心に腕を磨き、その後姫路の「ホテルサンシャイン青山」にある「中国広東料理 桂林」、神戸の「中国料理 四川」の料理長を歴任します。
そして「株式会社リ・ライフ」の調理部門総料理長となり、同社が運営する「アジアンダイニング Lei can ting(リーツァンティン) 箕面本店」の料理長、「中華私房菜 ハスノハナ」のグランシェフを経て独立し、「中華菜房 成の木」をオープンしたとの事。
ちなみに修業時代には「ノボテル甲子園(現・ホテルヒューイット甲子園)」の調理担当をしていた事もあるそうです。
本格的な中華料理がお昼にはお得なランチメニューで頂けるそうですので、早速ランチタイムにお邪魔して来ました。
中華菜房 成の木の料理
ランチのコースがいくつかあるのですが、一番お手軽な「Aランチ」を頂く事にしました。
メインの料理をメニューの中から選ぶのですが、今回は「鶏肉の熟成醤油煮込み 〜蒸しパン添え〜」をチョイス。
オープン記念で、本来なら前菜の部分がメイン料理になるという事でもう一品は「海老のマヨネーズソース」にしました。
また、ご飯ものは「白米」「中華粥」「汁そば」の中から「中華粥」を。
まずはサラダ。
レタスやオニオンスライスの他、春雨、くるみ、グレープフルーツなどが入った少し珍しいサラダですが、くるみの食感やグレープフルーツの爽やかな酸味が感じられるとても美味しいサラダです。
続いては「ピータントースト」。
フランスパンの上に味付けされたピータンが乗っている、いわゆるカナッペです。
メニュー表に「成の木特製」と記載されている創作中華で、ピータンのコク、美味しさが染み込んだフランスパンのコンビネーションが絶品!
メイン料理の一品目は「海老のマヨネーズソース」(通常はメイン料理ではなく前菜になります)。
写真だと少し分かりにくいですが、海老とじゃがいもにマヨネーズソースがたっぷりかかっています。
プリプリの海老とホクホクのジャガイモの甘味を酸味とコクのあるマヨネーズソースが引き立て、上からかかっている松の実が良いアクセントになっていてとても美味。
「飲茶2種盛り」は「カレー焼売」と「海老蒸し餃子」。
「カレー焼売」は肉汁たっぷりのジューシーなお肉の旨味と甘味にカレーの風味がマッチ。
「海老蒸し餃子」は透き通ったモチモチの皮の中にプリプリ食感の海老の旨味が詰まっています。
そしてメイン料理2品目の「鶏肉の熟成醤油煮込み 〜蒸しパン添え〜」。
鶏肉がホロホロになるまでじっくりと煮込まれています。
味付けは醤油ベースなのですが、それ以外にも中華の調味料やスパイスが効いている複雑な味わい。
まさにプロの料理といった本格的な美味しさです。
蒸しパンはそのまま食べても甘くて美味しいのですが、ソースを染み込ませて頂くとソースと鶏の旨味を余す事なく味わう事が出来ます。
「中華粥」は中華風のお粥にザーサイやネギが入っています。
優しい味わいのお粥であっさりと締める事が出来ますね。
最後はデザート。
杏仁豆腐とマンゴープリンです。
それぞれ中華料理のデザートとしてはメジャーですが、一緒に盛られているのは初めてで何だか得した気分です。
これだけの本格的なコース料理が1,900円ですからコスパも抜群!
ぜひ一度行ってみて下さい。
中華菜房 成の木のメニュー
こちらがランチメニュー。
予約が必要な物もあるのでご注意を。
こちらが夜のメニュー。
アラカルトメニューが中心で、コースメニューもあります。
こちらがドリンクメニューです。
中華菜房 成の木の店内
店内にはカウンター席とテーブル席があります。
こちらが店内の様子です。
中華菜房 成の木の外観
阪急夙川駅から少し東に行った、阪急の高架下にお店があります。
こちらがお店の外観です。
中華菜房 成の木の店舗情報
【店名】中華菜房 成の木
【住所】西宮市若松町4-7
【営業時間】
11:30〜14:00(L.O. 13:30)
17:30〜21:30(L.O. 21:00)
【定休日】水曜日、木曜日のランチ
【電話番号】080-8375-5797
【アクセス】阪急夙川駅より徒歩8分
【公式サイト】
https://www.instagram.com/narun.oki?igsh=eXlscW01MDMxbnB3
コメント