
イタリアのサルデーニャ島(サルディーニャ島という表記もあります)と言えばイタリア本島から西に離れた場所にある大きな島で、イタリアでありながら独自の文化が発展している地域です。
そんなサルデーニャ島にルーツがあるイタリア人シェフが苦楽園口に新しくお店をオープンしました(2025年2月15日オープン)。
お店の名前は「ASUNI(アズーニ)」。
「ASUNI」というのはサルデーニャ島にある町の名前で、シェフのマリオさんの故郷だそうです。
マリオさんが作る料理はサルデーニャ島の料理がベースにある独特のイタリア料理。
今回はランチタイムに伺ってランチのセットを頂いて来ました。
ASUNI(アズーニ)の料理
お店に入るとイタリア人のシェフと奥さんが明るく出迎えてくれました。
ランチは「パスタセット」「リゾットセット」等があり、それぞれ日替わりメニューになっています。
今回は「パスタセット」にメイン料理を追加するセットに。
この日のパスタは「マンマのラザニア」、メイン料理は「子羊の煮込み カンピダーノ風」です。
まずは前菜の盛り合わせが出てきます。
これだけでもかなりのボリュームですね。
まずこちらが「レンズ豆のスープ」。
イタリアの定番の家庭料理で、とても優しい味わいのスープです。
こちらは「ぶりのカルパッチョ」。
ぶりはイタリアでも食べられている魚ですが火を通した料理が多く、生で食べるのはやはり日本人向けではないでしょうか。
イタリア風のお刺身といった感じの料理で、もちろんとても美味しいです。
続いては「ごぼうのアラビアータ」です。
「アラビアータ」というのはパスタ料理の名前ですが、こちらはパスタの代わりにごぼうが使われているという料理。
トマトソースの酸味とごぼうの苦味が意外なハーモニーを奏でています。
こちらは「クスクス」です。
つぶつぶですがこれもパスタの一種。
小麦粉を粒状にして蒸して作る世界最小のパスタと言われています。
このクスクスは少しスパイシーな味付けでとても美味。
前菜とともに「自家製パン」も運ばれてきます。
前菜のスープやトマトソース、クスクスとともに食べても美味しいです。
こちらが本日のパスタ「マンマのラザニア」です。
お店へのお問い合わせが多い人気のメニューとの事で、ランチで頂けるのはラッキーですね。
ラザニアは四角い平打ちのパスタの事で、このパスタとミートソースやチーズを重ねてオーブンで焼いたのがこちらの料理。
ミートソースの挽肉の旨味やトマトソースの酸味、チーズのコクがパスタに包まれて一体となって絶品です。
余談ですが、私と同世代の方は「ラザニア」という料理を昔のテレビアニメ「宇宙船サジタリウス」で知った方が多いのでは無いでしょうか。
追加のメイン料理はこちらの「子羊の煮込み カンピダーノ風」。
「カンピダーノ」というのはサルデーニャ島にあるカンピダーノ平野の事で、この地域のトマトソースの事を「カンピダーノ風」というそうです。
フェンネルシードを使っている等の特徴があるそうですが、詳しくは調べてみて下さい。
羊とジャガイモの煮込みですが子羊なのでクセはあまりなく、しっかり煮込まれている事によってお肉は柔らかくホロホロ、ジャガイモはホクホクに。
羊肉の旨味とジャガイモの甘味がトマトソースの酸味でより引き立っています。
本当はドルチェも頂こうと思っていたのですが、結構ボリュームがあってお腹がいっぱいなのでエスプレッソを頂きました(イタリアンですしね)。
一般的なイタリア料理とは少し違った、サルデーニャの料理を堪能できて大満足。
一味違ったイタリアンを食べてみたい方はぜひ一度行ってみて下さい。
ASUNI(アズーニ)のメニュー
こちらがランチメニュー。
日替わりですので内容はお店で確認して下さい。
こちらがグランドメニュー。
基本的にコースのみのようです。
こちらがドリンクメニュー。
イタリアワインの品揃えがとても豊富です。
ASUNI(アズーニ)の店内
こちらが店内の様子。
シンプルでおしゃれな内装でゆっくり食事が楽しめます。
窓の外にはテラス席もあります。
ASUNI(アズーニ)の外観
阪急苦楽園口駅の北西、越木岩神社に向かう道の途中にお店があります。
こちらがお店の外観です。
ASUNI(アズーニ)の店舗情報
【店名】ASUNI(アズーニ)
【住所】西宮市豊楽町11-22
【営業時間】11:30〜14:00、18:00〜21:00
【定休日】日曜日夜、月曜日
【電話番号】0798-98-2298
【アクセス】阪急苦楽園口駅より徒歩10分
【公式サイト】https://www.instagram.com/asuni_kurakuen
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