
今は多種多様なジャンルの飲食店がたくさんあり、日本に居ながらにして色んな国の料理が楽しめる時代になりましたが、そんな現代でも少し珍しいタンザニア料理のお店がオープンしました。
お店の名前は「UPEPO」、スワヒリ語で「風」という意味だそうです。
タンザニア料理について少し調べてみたところ、アフリカとアラブとインドの文化が融合した独特の料理で、お米なども使われるそうですので日本人にも受け入れやすいのかも知れません。
2025年2月7日にオープンしたばかりで、今のところは週末の金土日だけの営業。
ランチタイムにはセットメニューが、ディナータイムにはアラカルトメニューがあり、アフリカのお酒などもあるとの事。
今回はランチタイムにお邪魔して来ました。
UPEPOの料理
ランチが3種類ありますが、今回は「Bランチ」にしました。
こちらが「Bランチ」。
初めて聞く料理名ばかりでしたので一つずつ説明していきたいと思います。
まずこちらが「ムチュジ」。
トマトベースのスープで、燻製したチキンが入っています。
玉ねぎやにんじんなどの野菜も入っていて、イタリアのミネストローネに近い感じ。
トマトの酸味の中に野菜の甘味が感じられてとても美味しいスープでした。
こちらが「ワリワナジ」。
ココナッツミルクで炊いたご飯で、いわゆるココナッツライスです。
少し塩で味付けしてあって、ココナッツの優しい甘さがより引き立っています。
こちらは「カチュンバリ」。
トマトと玉ねぎのフレッシュサラダです。
国産のレモンがたっぷり使われているそうで酸味が強めの爽やかな味付けになっていて、ココナッツライスの甘さとよく合います。
最後は「サンブーサ」。
小麦粉で作った生地でジャガイモと牛ミンチを包んで揚げた、タンザニア風のサモサです。
中身にはスパイスなどで味が付いていますがそんなに濃い味付けではなく、小麦粉やジャガイモの甘さや牛肉の旨味が活きています。
初めて頂く料理ばかりでしたが、どれも日本人の口に合う料理でとても美味しかったです(もちろん日本人向けにアレンジされているのだとは思いますが)。
食後に「マサラチャイ」を頂きました。
紅茶と生姜などのスパイスを一緒に牛乳で煮込んだ、こちらは日本でもお馴染みのミルクティーです。
今回はランチを頂きましたが、今度は夜に来てアフリカのお酒なんかも頂いてみたいですね!
UPEPOのメニュー
まずこちらがランチメニュー。
聞いた事のない料理名ばかりですが、説明と写真が付いているので分かりやすいです。
こちらが夜のメニュー。
夜はアラカルトメニューです。
こちらがドリンクメニュー。
「南アフリカワイン」が興味深いところです。
UPEPOの店内
店内にはカウンター席とテーブル席があります。
こちらが店内の様子。
民家を改装した感じの小さなお店です。
壁には「ティンガティンガ」と呼ばれるペンキ画が飾ってあります。
「ティンガティンガ」は1960年代にタンザニアで生まれたスタイルの絵画で、6種類のペンキだけを使って下書き無しで自然や動物を描くという特徴があり、独特の鮮やかさや力強さがあります。
発祥はタンザニアの「エドワード・サイド・ティンガティンガ」という画家さんですが、今では世界中に広がっているそうですよ。
UPEPOの外観
阪神西宮駅の南東にお店があります。
こちらがお店の外観。
そんなに目立つ外観ではありませんが、お店の前にはこのようなボードが出ていますので、こちらを目印にしましょう。
UPEPOの店舗情報
【店名】UPEPO
【住所】西宮市与古道町 3-31
【営業時間】11:00〜15:00(L.O. 14:00)、16:30〜21:00(L.O. 20:00)
【定休日】月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、
【電話番号】0798-85-0819
【アクセス】阪神西宮駅より徒歩5分
【公式サイト】https://www.instagram.com/upepo_331/