2021年に公開された映画「にしきたショパン」の原作になった小説「マスター先生」は、元音楽教師がバーを開店するという話なのですが、そのモデルになった西宮北口の「Piano bar TOPWIN(ピアノバートップウィン)」は現在「おでんでん」というおでん屋さんになっています。
ちなみにマスター先生のモデルになった泉高弘さん(通称ヒゲマスター)は居酒屋さんも経営していて、それが以前ご紹介した居酒屋「桜咲くころ」です。
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「おでんでん」はおでん屋さんではありますが基本的にはピアノバーの頃のままで、ピアノも設置されていますし、マスターとの会話を楽しみながらお酒が頂けるようなお店です。
今回はお店自慢の創作おでんで一杯頂いて来ました。
おでんでんの料理
付き出しはごぼうの煮物。
おでん屋さんだけあって出汁が染みていて美味です。
1杯目はこちらの「ひげソーダ」。
いわゆるブラックニッカのハイボールですが、ニッカウヰスキーのロゴマークのひげとマスターのひげがかかったネーミングがユニークですね。
ウイスキーの濃さや炭酸の加減が絶妙で、とても爽やかで飲みやすいハイボールです。
このお店のおでんの中で私のおすすめが何と言ってもこちら。
「おいしい大根」です。
じっくり煮込まれて出汁が染み込んだ大根にポルチーニのソースがたっぷり!
ポルチーニはきのこの一種で、イタリアの松茸とも言われるくらい芳醇な香りと濃厚な旨味が特徴。
普通はパスタなどに使われる事の多いきのこですが、おでんの出汁との相性も最高です。
ぜひ一度食べてみて下さい。
「おでんでん」というお店の名前と同じ銘柄の日本酒があったので2杯目はそちらを頂く事にしました。
徳島のお酒で、漢字で書くと「お殿田」だそうです。
詳しくはこちらのサイトをご覧下さい↓
スッキリして飲みやすく、山田錦を使っている事もあって西宮のお酒に近い感じ。
おでんとの相性はもちろん、どんな料理にもよく合いそうです。
もう一品、以前から気になっていた「糸こんペペロンチーノ」を頂く事にしました。
「ペペロンチーノ」はイタリア語で唐辛子の事で、パスタ料理のペペロンチーノはオリーブオイル、にんにく、唐辛子で作った物を指しますが、この「糸こんペペロンチーノ」はパスタの代わりに糸こんが使われているだけでなく、味付けも醤油ベースの和風ペペロンチーノといった感じで絶品!
今回は閉店間際に来たので一杯飲んだだけでしたが、またゆっくり飲みに来たいと思います。
おでんでんのメニュー
こちらがおでんのメニュー。
お得なセットもあります。
1階にある居酒屋「桜咲くころ」のメニューを注文する事も可能。
こちらは焼鳥や馬刺しが名物です。
こちらがドリンクメニュー。
日本酒や焼酎の銘柄についてはお店で訊いてみて下さい。
おでんでんの店内
店内にはカウンター席とテーブル席があります。
こちらがカウンター席。
やはりおでん屋さんというよりバーですね。
カウンターの中にはお酒がたくさん並んでいます。
お店の奥にはテーブル席もあります。
最大の特徴がこちらのピアノ。
なんとスタインウェイのグランドピアノだそうです。
お客さんが弾く事も出来ますし、マスターに一杯奢ればマスターの演奏を聴く事が出来るかも知れません。
おでんでんの外観
阪急西宮北口駅の北西側にお店があります。
居酒屋「桜咲くころ」の2階がお店です。
この階段から2階に上がりましょう。
階段を上がったこちらがお店の入り口です。
おでんでんの店舗情報
【店名】おでんでん
【住所】西宮市甲風園1-7-10 2F
【営業時間】17:00〜23:30(L.O. 23:00)
【定休日】不定休
【電話番号】0798-63-7826
【アクセス】阪急西宮北口駅より徒歩3分
【公式サイト】https://odenden.therestaurant.jp/