阪神甲子園駅のすぐ南側に「ホテルヒューイット甲子園(旧ノボテル甲子園)」という大きなホテルがあります。
西宮市内で少し大きな宴会やパーティーを行う場合はまずこのホテルが会場の候補に上がってくるのではないでしょうか。
また甲子園球場から近いという事もあって宿泊される方も多く、近年は特に外国人観光客の方がとても増えてきている印象があります。
私がお世話になっている方が今年「旭日単光章」を受章され、その叙勲のパーティーがこちらのホテルで開催されましたので、そのパーティーの様子を料理を中心に少しだけご紹介したいと思います。
ホテルヒューイット甲子園の外観
こちらがホテルを正面(南側)から撮った写真です。
やっぱり西宮市内では有数の大きくて立派なホテルですね。
こちらが正面玄関。
立派な玄関なので最初に入った時には少し緊張した事を覚えています(もう慣れたので平気ですが)。
ホテルヒューイット甲子園の宴会場
ホテルの1階と2階に宴会場や立派な会議室などがあり、宴会場は「鳴尾」「甲陽」「愛宕」、会議室は「羽衣」「千歳」「末広」「若松」と、西宮にゆかりのある名前がついています。
今回のパーティーは1階の「鳴尾の間」でした。
こちらが宴会場の様子。
広々とした会場にステージと丸テーブルが並んでいます。
ホテルヒューイット甲子園のパーティー料理
今回のパーティーはコース料理です。
こちらがコースのメニュー。
乾杯の発声の後、順に料理が運ばれてきます。
まずは前菜。
「キャビア輝く帆立貝柱とオクラのタルタル 完熟トマトのガスパチョ仕立て」です。
ガスパチョというのはスペインの冷製スープの事。
帆立の甘味をキャビアの濃厚な塩味が引き立て、そこにトマトの酸味が加わっている立体的な構造の料理です。
続いてスープは「玉蜀黍のポタージュスープ パンチェッタのアクセント」。
「玉蜀黍」はトウモロコシで、「なんばんきび」とも読みます。
甘いポタージュスープにパンチェッタの塩味が絶妙なアクセントに。
こちらは魚料理。
「愛媛県産真鯛の鱗仕立て ココナッツ香るパプリカソース」です。
真鯛がスライスアーモンドの衣を纏ってカラッと揚げられており、ココナッツ風味のパプリカソースがかかっています。
白身魚は火が入りすぎるとパサパサになってしまいますが、もちろんそんな事はなくしっとりとした仕上がりに。
衣の風味と食感も絶妙ですね。
メインディッシュの肉料理は「55℃で火入れした黒毛和牛のローストビーフ 柚子胡椒香る美味しいジュドブッフ」。
「ジュドブッフ」はフランス語の「Jus de bœuf」で、「bœuf」は牛の事ですから直訳すると「牛のスープ」となります。
実際は牛のスジや骨と野菜やハーブから取った出汁で、今回の料理は柚子胡椒の香りも加わっています。
ローストビーフは55℃で火入れといういわゆる「低温調理」で、じっくりと火を通す事でしっとりと柔らかく仕上がっています。
お肉の旨味もしっかりと感じられる絶品の肉料理でした!
最後はデザート。
特に名前はありませんが、ババロアにオランデーズソースがかかっているバニラの風味豊かな一品です。
結構ボリュームのあるコースでしたが、最後にさっぱりと締める事の出来るデザートでした。
ホテルヒューイット甲子園の店舗情報
【店名】ホテルヒューイット甲子園
【住所】西宮市甲子園高潮町3-30
【電話番号】0798-48-1111
【アクセス】阪神甲子園駅すぐ
【公式サイト】https://www.hotel-hewitt.com/